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リアルタイムテクニカルドキュメント X Server編 最終更新 2021.04.21

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[hand.right] RedHawk7と8のXorgの差異について。 [hand.right] RedHawk7,8のXorg及びgnome3の制限について。

RedHawk7,8のXorg及びgnome3では、以下の制限があります。

[hand.right] RedHawk7,8でマルチディスプレイ構成のBIOS表示ディスプレイをlogin時のプライマリディスプレイにする。

   
Nvidia Quadro P2000では、以下の様に物理ポートの刻印とDP番号が異なります。

+------------------------------\___
|   (4)   (3)   (2)   (1)         |
|  [---] [---] [---] [---]        |
+------------------------------/~~~
    DP-5  DP-7  DP-1  DP-3

/var/log/Xor.0.logでは、下記の様にBIOS表示ディスプレイとして、bootデバイスが表示されています。
(注:NvidiaドライバのXorgログでは、DFPと表示されますが、xrandrではDPと表示されます。)

# fgrep DFP /var/log/Xor.0.log
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-0
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-1
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-2
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-3 (boot)
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-4
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-5
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-6
[    32.350] (--) NVIDIA(0):     DFP-7
	:
	:

通常、2ディスプレイ構成の場合、1,2番目のディスプレイポートに接続しますが、内部的には、DP-3とDP-1に接続しているので、DP-1がプライマリディスプレイになり、BIOS表示ディスプレイと異なるディスプレイでログインする事になります。
以下は、その状態を「xrandr」コマンドで、表示したものです。

# xrandr
Screen 0: minimum 8 x 8, current 3840 x 1100, maximum 32767 x 32767
DP-0 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-1 connected 1920x1080+1920+20 (normal left inverted right x axis y axis) 477mm x 268mm
   1920x1080     60.00*+
   1280x1024     75.02    60.02  
   1152x864      75.00  
   1024x768      75.03    60.00  
   800x600       75.00    60.32  
   640x480       75.00    59.94  
DP-2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-3 connected primary 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 477mm x 268mm
   1920x1080     60.00*+
   1280x1024     75.02    60.02  
   1152x864      75.00  
   1024x768      75.03    60.00  
   800x600       75.00    60.32  
   640x480       75.00    59.94  
DP-4 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-5 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-6 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DP-7 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

「gnome-control-centor」を起動して、「デバイス」→ 「Displays」 を選択し、以下の様にマウスでディスプレイ1の位置を移動してから、適用してください。
[DFP.png]
設定は、「/root/.config/monitors.xml」に保存されますが、これは、「root」ユーザのみの設定ですので、これをシステム設定ディレクトリ 「/var/lib/gdm/.config/」にコピーすると、すべてのユーザーが同じ状態になります。
# cp /root/.config/monitors.xml /var/lib/gdm/.config/
元に戻すためには、「/root/.config/monitors.xml」 と 「/var/lib/gdm/.config/monitors.xml」 を消去してください。
以下に生成された「monitors.xml」を示しますが、 <primary>yes</primary>がプライマリディスプレイを設定している部分で、 <primary>no</primary> の部分はマニュアルで追加されています。
プライマリディスプレイは、gdmのログインが表示される部分であり、gnome-shellのメニューバーが表示される部分でもあります。
したがって、システム側(/var/lib/gdm/.config/monitors.xml)と、ローカル設定(~/.config/monitors.xml)側の双方に設定が必要です。

<monitors version="2">
  <configuration>
    <logicalmonitor>
      <x>1920</x>
      <y>20</y>
      <scale>1</scale>
      <primary>no</primary>
      <monitor>
        <monitorspec>
          <connector>DP-1</connector>
          <vendor>DEL</vendor>
          <product>DELL S2240T</product>
          <serial>Y0HPW67A0C8U</serial>
        </monitorspec>
        <mode>
          <width>1920</width>
          <height>1080</height>
          <rate>60</rate>
        </mode>
      </monitor>
    </logicalmonitor>
    <logicalmonitor>
      <x>0</x>
      <y>0</y>
      <scale>1</scale>
      <primary>yes</primary>
      <monitor>
        <monitorspec>
          <connector>DP-3</connector>
          <vendor>DEL</vendor>
          <product>DELL S2240T</product>
          <serial>Y0HPW59G064U</serial>
        </monitorspec>
        <mode>
          <width>1920</width>
          <height>1080</height>
          <rate>60</rate>
        </mode>
      </monitor>
    </logicalmonitor>
  </configuration>
</monitors>

再起動すると、bootデバイスからログインできるようになります。

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