RedHawk6.0の特徴
RHEL 6.0 をベースに、多くの公式アップデートを、あらかじめ適用しています。
バージョンアップに伴い、更新された主要なパッケージは、以下の通りです。
● GCC 4.4.5 (vs. 4.1.2)
● Glibc2.12 (vs. 2.5)
● Firefox 3.6 (vs. 3.0)
● OpenOffice3.2 (vs. 2.3)
● Gnome 2.28 (vs. 2.16)
● KDE 4.3 (vs. 3.5)
● XorgServer 1.7.7 (vs. 1.1.1)
● Emacs23.1.1 (vs. 21.4.1)
● Vim 7.2.411 (vs. 7.0.109)
RedHawk6.0カーネルはKernel.org 2.6.36 をベースに、リアルタイム化したものです。
多くのコミュニティによって拡張された Linux 2.6.36カーネルには、以下の機能が提供されています
● 新しいパフォーマンスイベント (ブランチ追跡)
● マルチコアに最適化されたTCP/IP スタック (スループット向上)
● 多数の仮想化拡張
- カーネル同一ページのマージング (ksmd)
- インタラプト・インジェクション (irqfd)
- 理論速度と同等なネットワーキング (VhostNet)
それに加えて、RedHawk6.0には、若干のコミュニティリアルタイムOSパッチと、
多くのコンカレントリアルタイムOSパッチが含まれ、以下のリアルタイム新機能が提供されています。
● mlockall_pid()
● NUMAシールディング
● 新しいスケジューリングポリシー
● NUMA CPUトポロジーを見る新しいrunコマンドオプション
RedHawk6.0のインストール手順
RedHawk6.0の変更点
RedHawk6.0の新しい機能
RedHawkのリアルタイム機能
RedHawk6.0プロダクト